ものの数えかたの単位はいろいろある。
人ならひとり、ふたり。ライオンは一頭二頭。イカは一杯二杯というように。
ならばパンツはどうだろう。
そう、ふつうなら一枚二枚だ。
しかし装着している状態、パンツだけしかはいていなかったら「一丁」だ。パンツ一丁。なんでだろう。テツandトモがネタにしてそうな話だ。
丁といえば、一本の道が左右ふた手の道に分かれるところをT字路という。
しかしこれは本来「丁字路(ていじろ)」といっていたのだ。
Tと丁、形も読みかたも似ているので間違える人が続出し、そのまま定着してしまった。いわゆる百姓読みの類である。
では丁→Tとなったなら逆もあっていいんじゃないか。
・丁シャツ
・丁字カミソリ
・丁ボーンステーキ
声に出したらさほど違和感がないじゃないか。丁ボーンステーキなんて和牛を使ってそうだ。
さらに逆に丁→Tはないだろうか。
丁寧がT寧。てぃーねいだ。日本語に慣れない外国人が言ってそうだ。てぃーねいな仕事ですね。とか。
丁とTは互換性があることがわかった。
これからは積極的に互換していこうと思う。
まあ一晩寝たら忘れてるだろうけど。