奇跡的に朝シャキッと目覚める。
掃除洗濯をこなして朝ごはんを食べてもまだ全然朝で、休日はかくあるべきだけど、ふにゃふにゃ寝るのもまた休日である。
昼から京都のhokabooksへ。
地下鉄の五条駅が最寄りで、少し離れるけど阪急の大宮駅からも徒歩14分と書いてある。地下鉄だと電車の乗り換えが発生するので、家から一本で行ける阪急電車で向かう。
行きたい場所があっても電車を乗り継ぎがあると面倒になってやめてしまうことがある。向かいのホームの快速に乗り換えるならいいけれど、改札を出て別の路線に乗り換えるのを想像するとどっと腰が重くなってしまう。乗り継ぎは廃止して全ての線路をつなげる法案が成立してほしい。
さすが京都、横断歩道がシンプル。
さすが京都、ENEOSの屋根がおしゃれ。
hokabooksは路地にあるのでスマホのナビを使って歩く。大通りから路地に入ったらいっぺんに民家の並びになって不安になりながらもこそこそ歩いていたらあった。
「府立短歌」という短歌のイベントをやっていて、京都府出身の歌人・橋爪志保さんと大阪府出身の歌人・なべとびすこさんの短歌や写真、選書の展示で、今日は2人とも在廊しているとのことでやってきた。
京都府と大阪府ってとなりなのにまったく文化が違っていて、それぞれの「ぽさ」が写真や短歌からにじみ出ている。
対面で会うのは1年以上ぶりでいろいろ話せてよかった。イベントは11月14日(月)まで。
せっかくなので散歩がてら駅まで遠回りして歩く。
1時間くらいかけて歩いて大宮駅前へ。
周りの酒飲みの人がしきりに勧めてくる「庶民」という安くて美味い立ち飲みがあって、ちょうどお客さんが帰るところだったので入れ替わるように入る。
白子とハイボール。
薄べったいハムカツが食べたくて注文したらしっかりした厚さのハムカツが出てきた。これはこれでいいんだけど、駄菓子のハムカツみたいなほぼ衣のやつが食べたい。
店内はいっぱいだけどみんな騒がずに飲んでいてすごい。と思ったら入り口でべろんべろんのおじいさんがめちゃくちゃ盛り上がってしゃべりだしたけど、しばらくしたら千鳥足で帰っていった。
ハイボール3杯、日本酒1合とつまみも結構食べて腹六分目くらいになって店を出る。せっかく京都にいるので、一駅電車に乗って西院の折鶴会館へ。
多分5、6年ぶりくらいに来たけれど全然変わってなくてよかった。樫尾酒店が微妙に混んでいたので向かいの「才」へ。と思ったら開店まであと3分くらいあり、待って入店。
日本酒とマグロ中落ち。さっきの店で日本酒を飲んでしまったのでその勢いのまま日本酒を注文。
ここでもハムカツを注文したらやはりメンチカツくらいしっかりしたハムカツだった。ぺらぺらのハムカツは絶滅したのだろうか。
シメに食べた焼き鳥が目が開く美味しさで感動。そして名物の辛つくねが、前にも食べたことがあるのに想像のはるか上をいく辛さで全ての毛穴から日本酒が汗となって出た。
日本酒を2杯飲んでべろんべろんで帰る。
地元に戻っていつもの立ち飲みがまだ開いているので一杯だけ飲む。もうすっかり日本酒の体になっているのでストロングゼロではなくワンカップの樽酒をくぃっとやって、同じくべろんべろんの美容師の常連さんと健康について話す。
ここは一杯だけで出て、もうついでだついでだとまくしたててもう一軒立ち飲みへ。お客さんが誰もおらずのびのび飲む。ここでもハムカツがあって、三度目の正直だと注文したらまたしてもコロッケみたいに立派なハムカツが出てきた。
第3のビールが飲みたいのにプレミアムモルツばかり出てくるみたいな現象だ。どんな現象だよ。
わけがわからないままコンビニで半額になったかき揚げ丼を買って帰宅。すでに腹八分目だったのが食べたら腹十二分目になって、なんでべろんべろんなうえこんなに満腹になっているのか。
シャワーを浴びて寝る支度をしてもまだ21時くらいで、それならばと昼に行った府立短歌の配信イベントのアーカイブを見る。生配信は今日の19時半から21時くらいまでやっていて、まさに終わりたてほやほやのアーカイブである。
いつのまにか聴き終わっていて、いつのまにか寝る。
《タイトルを短歌にしています》
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標しくぃ本とマグネットを心斎橋PARCOの9階にある東急ハンズ「マニアコンビニ」のコーナーに置いてもらっています。集え浪速っ子!
大阪のシカクに置いてもらってる分は完売しました。ありがとうございます。
BOOTHでもあれこれ販売しています。
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