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着地点の定まらない迷走日記

20230115 カウンターこそ安寧の場所でありテーブル席では持て余す民

早い時間に目覚めるも、まどろんだりまどろまなかったりを繰り返して9時過ぎに本格起床。
洗濯をしながらかろやかに支度をして、出かけようとしたらメルカリで商品が売れたので40秒で梱包して持って出てコンビニから発送。注文から発送までが宅配ピザより速い。

京セラ美術館でやっているアンディ・ウォーホル展を見たいと思っていて、それなら京都で文学フリマが開催される今日でしょ。ということで電車を乗り継いで京都へ。

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展覧会ってだいたい各地を巡回するのだけど、ウォーホルが懇意にしていた日本のなかでもとりわけ京都とは深い関わりがあったために、そこにフォーカスして京都のみの開催となったらしい。

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やはり全て写真撮影OKの太っ腹展示。京セラ美術館は最近特にそうする展示が多いけど、他の美術館もそうなのだろうか。

高校生のときに布袋寅泰がギタリズムⅢというアルバムを出して、そのなかに「さよならアンディ・ウォーホル」という曲があり、それでウォーホルへの興味が生まれたのはまちがいない。

キャンベルのスープ缶やマリリンモンローなどのシルクスクリーン作品など、資本主義や大量消費社会を逆手に取った逆に大衆にわかりやすいポップアートは、芸術にさして興味がない若者には格好の入門編だったのかもしれない。

前にウォーホル展を見たのは専門学生のときなので26年前とかで、記憶があいまいだけどもっと大量生産のポップアートの面を出した展示だった気がする。

今回はポップではあるものの、もっとウォーホルのパーソナルな部分というか、やはり日本との、京都との関連性にフォーカスした展示だったのではないか。

そう思えば11PM黒柳徹子と共演したときの写真を展示しているのも「ならでは」である。

見終えて、次は文学フリマへ。
美術館から歩いて3分ほどの場所なので今日はハシゴしている人が多いだろうなと思ったら、やはりTwitterでウォーホルから文フリ、または逆の行程で行動している人がわんさかいた。

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昨年9月の文フリ大阪で買った本もまだ読めていないので、今日は知り合いのブースだけ回って余計な買い物はしないぞと心に決めて入場。

アイアンハートで臨んだおかげで、ほんとうに知り合いだけに挨拶して回り、必要最小限の購入で終える。これがミニマリストの文フリの歩き方だ。などとうそぶいていたら帰りのバスの中で手条萌さんのブースに行きそびれたことに気づいて悶絶。やはり事前の下調べは重要である。

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京都駅まで戻って立ち飲みのいなせやへ。

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まぐろ中落ち、酢だこと濃いめのハイボール
いつもはカウンターなのにはじめて中ほどの島になったテーブルに通される。飲み屋さんに限らず、飲食のお店はカウンターに慣れすぎていて、テーブル席だと落ち着けない体になってしまった。がらがらだとひとりでもテーブル席に案内されがちだが、カウンター席にしかない安寧があるのである。

濃いめのハイボールをがぶがぶ飲んでべろんべろんになり、そういえば遠藤書店という、本屋さんなのに店内が立ち飲みになっているお店があり、もう4年くらい行ってないなと思いたって行ってみることに。ただしすでにべろんべろんだけど。

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夜風に吹かれながら到着したらまさかの臨時休業だった。なんて日だ! しかしせっかくだからと近くの焼き鳥屋さんへ。

入店したときはまだ17時過ぎだったので先客はぼちぼちだったが、時間が経つにつれ増えてきて気づけば満席だとお客さんを断るくらいの盛況になっていた。

味に関しては全然リピート有りなのだけど、店内が炭火焼きの煙でムームーになっていたのがマイナスポイントかもしれない。全身とカバンまで焼き鳥の匂いをさせて帰宅。

風呂で全身を入念に洗い、コートやカバンにファブリーズをふんだんにかけて寝る。

 

《タイトルを短歌にしています》

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