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着地点の定まらない迷走日記

20230127 左手に傘と右手にコーヒーを持って無慈悲にほどける靴紐

朝からはりきって洗濯。しかし外は雪が斜めに降っており、いや雪というより外に干したら洗濯物がカチンコチンに凍りそうなので部屋干しにする。先日布マスクを洗って干しておいたら2時間ほどで氷になっていたものな。

傘をさして駅まで。新しく買ったぶあつい生地の折りたたみ傘は折り目がしっかりついていて、たたみやすさが気持ちいい。このたたみ感を味わうために開いていると言っても過言ではない。前の折りたたみ傘はぺらぺらでたたみにくかった思い出しかない。

いつも雪が降っていても電車が大阪市内に入ると異空間のようにぴたりとやんでしまうのだけど、今日は降りかたはおだやかなものの降り続いている。さすが最強寒波。洗濯物も凍るぜ。

アプリにセブンカフェの割引クーポンがあるし週末だしマスクを買うから会計が1000円を超えるし、などあらゆる要素が重なってホットコーヒーを買って出社。

左手に傘、右手にコーヒーを持って歩いていたら靴のひもがほどけてしまい、にっちもさっちもいかない状態が爆誕してしまった。誰か〜!

頭をスパコンくらいフル回転させ、とりあえずコーヒーを花壇に置いて片手でひもを足と靴の間にぎゅっと押し込んでやりすごした。結んでもまたほどける可能性があるのでこれが最善の策だろう。富岳だって同じ答えを出すにちがいない。

昨日、大変な仕事の納期が1ヶ月延びたのでかなりの余裕を持って働く。おしりを叩かれるのも大事だけれど、心に余裕を持つほうがもっと大事である。おかげでネットサーフィンをしながらも定時に終えていつもどおり立ち飲みへ。

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さばのトマト煮とストロングゼロ
先日のさばカレー同様、トマト煮のなかになにかしらの肉が紛れているような感じで、知らなければさば感がわからないまま食べつくしていただろう。それくらい馴染んだ味である。

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いつものようにウイスキーをお湯割りで飲む。
公開していなかったけどウイスキーは角の1.92リットルをキープしていて、それを自分の濃さでお湯や水やソーダで割って飲んでいる。

おそらくお店で提供されるやつより5倍くらい濃いものをじゃぶじゃぶ飲んでいるので、酔いかたも5倍速である。これって若者が動画を倍速で見るような、今流行りのタイパ飲みといえるのではなかろうか。

べろんべろんになった勢いで、ひさしぶりに近所の焼き鳥屋さんへ。いつも満員なので混んでいたら和食さとに行こうとリスクマネジメントばっちりで臨んだところ、予想とはうらはらに空いていたので胸を張って入店。

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炙り鶏レバーと熱燗。

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月見つくね。

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締めはミニ鳥丼。
通常サイズの鳥丼はその名のとおり丼で提供されるので、食べきれないことはないが40代の胃袋ということを考慮して無理せずミニを注文する知恵を蓄えている。そう、人間は考える葦である。

満腹で帰宅してバブを入れた風呂につかり、寝る前に日記を公開しようとがんばるも、酒の力にあらがえずに力尽きて寝る。

 

《タイトルを短歌にしています》

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