今年1月に顔面神経麻痺になった際、人生初の頭部のMRIを撮った。
で、診察でそのフィルムを見せてもらったのだが、それが自分の頭の中という実感はなかった。なんだか医療ドラマを見ている感じ。
説明されているうちに自分の脳みそだという実感がわいてきて、これ欲しいと思ったので冗談っぽく先生に「このネガちょっと欲しいですねー」とか言ってみたら「けっこう言ってくる人は多いんですけど、データにすると重たくて時間がかかって面倒なんですよー」と。
やはり欲しい人は多いのか。
ならスマホで写真撮ってもいいですか? と言いたかったが、小心者なうえ初対面の先生なのでそれも言えず。
一杯ひっかけてたら余裕で言えたのになー。自分の脳のMRIをスマホの待ち受けにしたかったなー。
つぎMRIを撮る機会があったらハイボールでもひっかけてから行こうと心に決めた、39歳の冬のできごとでした。