ハガキにはペンネーム、ネットにはハンドルネーム、ラジオにはラジオネームがある。
会社ではFMが流れているのだが、リスナーのラジオネームもニックネーム的なものからウケ狙いな名前までさまざまだ。
そんななか、長年気になっているラジオネームがある。
ウルトラニャンだ。
正式な表記はわからないが、読みはその通り。特におもしろいとか、奇をてらった感じではないが、何が気になるかというと、紹介するDJのイントネーションである。
私は「ウルトラマン」をもじったラジオネームだと思っているので、ウルトラマンという感じで言えばいいと思うのに、DJはそうではなく、ウルトラとニャンを区切って読むのだ。
ふつうに「ウルトラニャン」と言えばいいのに、ニャンを若干強めに読む。誇張していえば、ウルトラソウルくらいの勢いで読む。しかしこれは誇張なので、実際はニャンを若干強めに読むくらいだ。
あ、今同じことを2回言った。
なので毎回そうじゃない。ウルトラソウルじゃなくてウルトラマンのテンションだ。とひとりやきもきしている。これじゃあらちが開かんとその旨をラジオに投稿しようと思っていたら、いつのまにかラジオネーム「ウルトラニャン」さんの名前を聞かなくなってしまった。
志なかばで急逝した友を想う気持ちだ。
たぶん違うけど。
それならいっそのこと、まさにウルトラソウル!ハイ!のテンションで読んでいたほうがおもしろかったのかもしれない。
各々脳内で再生してみよう。
…これはうっとうしいから却下だな。