カプリチョーザって「気まぐれ」という意味らしい。
あのイタリアンのチェーン店は気まぐれだったのか。
しばらく行っていないが、気まぐれでオーダーした料理と違うものがでてきた記憶はない。
今となってはシェフの気まぐれサラダとかはめずらしくもないが、シェフのカプリチョーザサラダといわれると、なにそれ?と思ってしまう。
これはあれだ。外国語はかっこいい現象だ。
日本人が変な意味の英語がプリントされたTシャツを着たり、外国人がおかしい日本語Tシャツをイカしてると思って着る風習。
Tシャツに「capricciosa」とイタリア語で書かれていたら違和感はないが、「気まぐれ」と日本語で書かれていたら着るのをためらってしまうだろう。
数年前にレディガガがTelephoneという歌をうたっていたが、あれも日本語だと電話だ。
B’zの新曲のタイトルが電話だったらはたして売れるのだろうか。まあ売れるんだろうけど。
しかし日本人としてはやっぱり外国語の名前のほうがかっこよく聞こえるんじゃないか。
気まぐれよりカプリチョーザ。
ことわざみたいだ。
でも、ふと目にした居酒屋の名前が「気まぐれ」だったら気になって入ってしまうかもしれないな。
TPOにあわせて選んでいきたいと思う。