ふんがふんがブログ(仮+)

着地点の定まらない迷走日記

愛着がわいた日

通勤途中にあるペットショップがちょっとしたカオスである。

おそらく個人経営で、60歳くらいのおじさんがひとりできりもりしているのだが、いきものやペットグッズのほかにぬいぐるみやおもちゃ(ペット用ではなく子ども用)なんかも店頭に並べられている。ハムスターのケージの前にポケモンお絵かきセットとか。

さらに店のわきには、ちょっとくたびれた服がかかっている。
見るからにおじさん柄のセーターとトレーナー。
はじめは洗濯物かと思ったが、よくみると値札がついているのだ。しかも100円。

たぶんご主人のおさがりで間違いないだろう。
しかも閉店後も外に出しっぱなし。雨の日も風の日もである。
たまに風で飛ばされて地面に落ちていることもあるが、翌日にはちゃんとハンガーにかかっているのだ。

よくペットショップに通ってるうちに、いつもいる仔犬に愛着がわいて買ってしまったという話を聞くが、そのうちおじさん柄のセーターに愛着がわいてうっかり買ってしまわないか心配している。
100円だし。