パソコンを使って仕事をしているのだが、USBやCD、昔ならMOがうまく読み取れないときは、いったん取り出して息を吹きかけたり振ってみたりしている。なんかデジタルなのかアナログなのかわからない光景だ。またそれで治ってしまうから、そうすれば治ると脳が記憶してしまうのだ。
なぜ読み取れないときに吹いたり振ったりするのかと思い、記憶をたどったらファミコンに行き着いた。それはファミコン世代の知恵袋だろう。カセットにより強く息を吹きかけることに情熱を注いだ少年時代。ツバが飛んだっておかまいなしだ。
そういえばスマホの電波が悪いときも振ってしまう。そこまでくれば完全にオカルトか神頼みだ。
小学生当時の記憶の遺伝子が30年の時を越えて活躍しているのだと思うと、よろこびもひとしおだなあ。