目覚めて、カーテンを開ければそこは白銀の世界を想像してカーテンを開けたら白銀の世界ではなかった。
しかし車や道のすみっこには雪が残っていて、多少はまとまって降ったようではある。
雪の影響で遠くから来る新快速や快速が取りやめになっていて、いつも乗る電車が来ずに凍えながら次の普通電車を待つ。普通電車ならとなりの駅で快速に乗り換えられるのだが、その快速も来なさそうだったのでそのまま目的地まで乗る。早く着くのもうれしいが、遅くても乗り換えなしで出社できるのはめちゃくちゃラグジュアリーである。
会社にはぎりぎりに到着。
仕事は明日が納めの日で、もうここまでくると年内にどうこういうのはないので八割方休みに入ったようなもんである。一昨年まで年内最終日が校了の仕事があり、忘年会直前まで地獄絵図のような働きっぷりだったことを思うとまさに天国と地獄ほどの違いだ。
定時でぱぱっと終えて立ち飲みへ。
とりつくねと麒麟特製サワー。
急に鼻がむずむずしてくしゃみが二連発で出たら、となりの人もくしゃみが出てお互いおかしがった。くしゃみが他人と連鎖するとちょっとおもしろいのはなんでだろうか。
閉店を待たずしてべろんべろんで帰宅。
光速で風呂に入って晩ごはんはかつおと昆布だしの鍋。
冬の鍋なんて肉、豆腐、白菜だけで弁明の余地がないほど美味しい。
記憶のないまま加湿器に湯をセットしてあっというまに寝る。
《タイトルを短歌にしています》
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標しくぃ本とマグネットを心斎橋PARCOの9階にある東急ハンズ「マニアコンビニ」のコーナーに置いてもらっています。集え浪速っ子！
大阪のシカクに置いてもらってる分は完売しました。ありがとうございます。
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