Communicationをなんと読むか。
英単語を見ればコミュニケーションだとわかるが、ふとした瞬間にコミニュケーションかなと思うことがある。コミュニかコミニュか。
早口で言えばなんとなく流されそうな間違いだ。
ほかにもシミュレーションとシュミレーション、スタグフレーションとスタフグレーションなどさまざまあるが、間違うのは日本人だけで、ネイティヴはそんな間違いはしないんじゃないかと思う。
実際カナダ人の知り合いに聞いたら苦笑いしていたのでそういうことだろう。
日本語なら「雰囲気(ふんいき)」がそれにあたるんじゃないか。いまだ「ふいんき」と言う人は意外と多い。スマホやパソコンで「雰囲気」と打つときはどうしてるんだろう。
日本にはいわゆる百姓読みという文化がある(外国は知らんけど)。
まちがった読み方が広まりすぎて、それが認められてしまうパターンも多々ある。民主主義か。いや、むしろ言葉の謀反だ。
そう思うと「雰囲気」が「ふいんき」として認められる日もそう遠くはないのかもしれない。
まあコミュニケーションがコミニュケーションでもOKとはならないだろうけど。
ちなみに私の苗字は「高下(こうげ)」というのだが、初めはほぼ100%「たかした」と読まれる。
いちいち訂正するのも面倒なので病院や一部取引先にはそれで通しているのだが、そのうち「たかした」が勢力を強めて「こうげ」に反旗をひるがえすたかしたの乱とか起こるんじゃないかと、内心わくわくしている。