「鳥肌実、42歳、厄年」
20代のときに聴いたこのフレーズのおかげで男は42歳(数えで)が厄年なのだと脳裏にこびりつき、忘れられなくなった。
そしてまさに今年、私は42歳厄年である。本厄で大厄。キングオブ厄年だ。
かなりうろ覚えの情報だが、たしか真心ブラザーズのYO-KINGが「厄年のヤクは活躍のヤク」という名言を残したと記憶している。「厄年→躍年」となると印象が大逆転だ。満塁ホームラン!
それは42歳の厄年に対して発せられた言葉で、その年のころがいちばん活躍する年代でしょうということであり、バイタリティで乗り越えた20代、社会では中堅と呼ばれる30代を経て、「もうアラフォーか」というネガティヴな思考と大厄という厄年の王様を一掃するためのパワーワードなんじゃないかと認識している。
活躍の躍年。いい言葉だが、もしかしたら他の「ヤク」でもいいのがあるんじゃないか。
最適な「ヤク」年を検証してみよう。
・焼く年
焼肉焼いても家焼くなのCMでおなじみの晩餐館よろしく。そろそろ肉はしんどいので魚を食べたい。
・約年
短くまとめた感じか。厄年は要約してほしい。
・薬年
いよいよお薬に頼らなければならない年ごろ。処方してください。
・妬く年
やきもち。嫉妬にまみれた一年になることまちがいなし。
・ヤク年
ウシ科ウシ属に分類される偶蹄類。
Wikipediaより
寿命が25年って大厄まで生きられないじゃないか。
結果、「厄の字に代わるポジティブなヤクグランプリ」優勝は「躍」に決定である。おめでとう!
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結果を踏まえ、ぜひとも厄年を「躍年」としたいところだが、いかんせん今年もあと40日ほどである。
あと1ヶ月ちょいで活躍しなければならないプレッシャーを考えると、もう厄年のままでいいんじゃないかと思うよね。