テレビでもラジオでも風のうわさでも今日からいよいよ寒くなるぞと聞いていたのでひとつ厚い上着を出した。が、朝はそこまでの冷え込みではなく、駅に着くころには暑い。朝晩は冷えるとよく聞くが、朝とは早朝のことであり、9時にもなると朝晩とは一線を画す暖かさである。
それに輪をかけて、いつもは長袖2枚に上着のところ、みがまえすぎて長袖を3枚着てしまったのだった。寒いのがひさしぶりすぎて服を何枚着たらいいかわからない。
電車内でも汗をかいて過ごし、会社に着いても暑くてたまらずうちわであおいだ。風が吹いたら涼しいから暑いときは自力で風をおこしたらいいのではと考えた人、扇風機やエアコンを発明した人よりも天才だな。
ラジオでやたらとクリスマスソングが流れるなと思ったら今日から12月なのであった。ボジョレーヌーボーとかカニ漁みたいにクリスマスソングも解禁日と同時にわーっと盛りあがるのか。しかしそれも12月25日までの命だと思うと、クリスマスソングは音楽界のセミといえるのではないか。いう必要はまったくないが。
それぞれの仕事にかかる時間を見積もってやっていたのにどうにも合わないなと思ったら、今月作業する分は新春号としていつもよりも拡大版でお送りするのであった。そりゃページが増えたら作業時間も増えるわな。
今日終わらせる予定だった仕事は定時になっても終わらず、あとは明日の自分に託して立ち飲みへ。
ワンタンスープとストロングゼロ。
明日で60歳になる常連の人がまわりに祝われつつべろんべろんになっていて、先日の定年退職の人もそうだけど人はなにかにつけてべろんべろんになるものだな。いや、なにかにつけなくてもなるか。
べろんべろんで帰宅して晩ごはんは焼売。
以前におみやげでもらった崎陽軒のシウマイを大事に保管していたらいよいよ賞味期限を迎えたので満を持して食べる。必要に迫られてと満を持しては紙一重なのかもしれない。
盛り付けという概念がない世界の盛り付けで失礼しますよっと。
スーパーでエビ焼売も買って焼売パーティである。略してシュウパ。オプションとしてピーマンも用意し、肉詰めのように焼売を詰めて食べて間違いない美味しさ。
酔った勢いで風呂あがりに手と足の爪を切って寝る。
《タイトルを短歌にしています》
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