1週間くらい前から、くしゃみと咳と鼻水が止まらない。
はじめは熱があったので、こりゃ風邪ひいたなーと風邪薬を飲んでいたら数日で熱はおさまった。
しかし、くしゃみと咳と鼻水は一向におさまる気配がない。しまいには目がかゆくなってきてしまった。これはあれか。◯粉症か。
◯粉症ではない人は、そういったあやしい症状が出ても「いや、おれはちがう」と認めたくないふしがある。もちろん私もそうだ。これは風邪なので毎食後に葛根湯を飲んでいたら治るのである。
そういう強い気持ちが必要なのだ。病は気からだ。
◯粉症のなにがいやって、その名前だろう。「症」がついたらいかにも病気っぽいじゃないか。なら言い方を変えたらどうだろう。
「KFS」
今年は平成29年なのでKFS29だ。ほら、いっぺんにポップになった。
これなら◯粉症になってもアイドル気分でウキウキだろうと思ったけど、当然そんなことはないよね。
しかし単語をアルファベット3文字に略す文化があまり廃れていないのはすごい。AKBが世に出てけっこう経つが、いまだ街中には3文字のアルファベットであふれている。使い勝手がいいのもあるだろう。おにぎりならONG、すき焼きならSKYだ。あいつむかつくならAMT。飲み会の席なら略すだけで盛り上がるだろう。便利なことこのうえない。
願わくばアルファベット3文字文化よりも先に、◯粉症が廃れてほいしところである。
まあ私は花粉症じゃないのでどっちでもいいんだけどね。
あ、花粉症って言っちゃった。