8時台に起きて洗顔、洗濯、朝ごはん。
おとといから続く豚汁と雑炊。
昼から昼飲み友の会があるのだけど、その前に壊れたダイソンのバッテリーを買うために家電量販店に行かねばならないので準備してすぐに出発。
掃除機コーナーはすぐに見つかって、なんと背中にdysonと書かれたジャンパーを着たメーカーの人が立っており、これは話が早く進みそうで助かる。
さっそくバッテリーを買いに来た旨を伝えると、「バッテリーは量販店では扱っていないので、ネットか電話で注文してね」との内容を至極丁寧な口調で伝えられて、表面では平静を装いながら心の中では天を仰いだ。
すぐにネットで注文して火曜日着で予約しようとしたが、バッテリーの型番が合っているか心配になって念のためもう一度確認したらやはりOKだった。
安心して再び注文画面に戻ったらなんと到着日が水曜日以降しか選べなくて、はじめは意味がわからなかったが、よく注釈を読んだら注文時間が13時を境に到着日が変わると書いてあった。今の時間を確認したら13時6分で、今度は心の中ではなくリアルに天を仰いだ。
合流して飲み会開始。
年末だけあって全員仕事がいそがしい話を披露したり来年の抱負を言い合ったりと、これぞ健全な大人の飲み会である。あと、デイリーポータルZの心配もし合った。
しこたま飲んでクールダウンとしてガチャめぐり。
ちいかわのコースターのガチャがあったので当然回したら、カプセルが出てくるところから全然出てこない。ハンドルをまた回してみたり返金のボタンを押してもうんともすんともいわずプチパニックになっていたところ、「ここから出てますよ」と教えてくれた指の先を見ると、カプセルではなくカードダスみたいにスライドして出てきていた。
そんなのがあるんですねと感謝の意を伝えて恥ずかしさで汗だく。
すっかり酔いもさめたので、今度は晩ごはんとしての飲み会へ。
しかしクリスマスイブイブの土曜日の夜ということで、どこのお店も軒並み満席で30分ほどさまよってこのままでは晩ごはんジプシー確定かと思われたその時、奇跡的にお好み焼きの千房がかなり空いていたのでエアーホッケーのゴールにパックが吸いこまれるかのごとく、スポッと入店。
あ、前半の内容からここは掃除機に例えたほうがよかったかな。
ハイボールと明太とんぺい、もやし炒め。
もやし炒めにこんなににんにくチップがのっているとは思わなかった。
さっきまでがらがらだったのに、気づいたら満席になっていて、外で待っている人がいるほど。かなりタイミングがよかったな。
ハイボールをおかわりしつつ、お好み焼きミックス玉とぱりぱり餃子。
昔、京都の居酒屋でぱりぱりサラダを食べているときに、ぱりぱりの部分を噛んだ瞬間歯が欠けた経験から「ぱりぱり」と名のつく料理には過敏になっているが、今回は大丈夫だった。今回というか、それ以来大丈夫じゃなかったことはないのだけど。
ほんとうの敵はぱりぱりではなく自分の心なのかもしれない。
締めはきゃべつたっぷり焼きそば。
焼きそばって突き詰めると、焼いた麺にソースをからめるだけで成り立つと常々思っている。しかしじゃあそばを抜いたときに第二の主役は何だといわれれば、そこは間違いなくきゃべつだと断言できる。
焼きそばのそばを抜いても「これは焼きそば」と脳が、いや、AIですら認識する具材選手権で優勝できるのはきゃべつ一択であると、いままで幾度となく主張している。
ゆえに注文したきゃべつたっぷり焼きそばは、言いかえれば「大盛り焼きそば」なのである。なにこの力説！？
しかしお祭りや海の家の焼きそばがきゃべつでかさ増しされているのはまた別の話である。
各々満腹になって解散。
帰宅したらまだ20時で、すぐ風呂に入って再びウイスキーなんかを飲んでだらだらしていたら小腹が減ってきたので何かをつまんでしまう前に寝る。
※タイトルを短歌にしています
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